执笔者プロフィール

岩波 敦子(いわなみ あつこ)
その他 : 常任理事
岩波 敦子(いわなみ あつこ)
その他 : 常任理事
2018年4月、庆应义塾に协生环境推进室が诞生しました。
本组织は、「庆应义塾に関係するすべての构成员が、男女を问わず平等に尊重され、自らの価値観に従ってワーク?ライフ?バランスの选択が可能となることを目指す」男女共同参画室と、「庆应义塾に在籍するすべての児童?生徒?学生が障害の有无にかかわらず等しく教育を受けられるための方策を策定?推进することを目的とする」バリアフリー委员会を発展的に再编成し、义塾でのこれまでの取り组みに加えて、昨今新たな课题となっている多様性の受容に関する课题に迅速に対処するため新たに设置されました。その目的は、庆应义塾の教职员?学生?生徒?児童が互いの人格を尊重し、多様な価値観を认め、协力していく协生社会の実现です。
私たちは今、多様な価値観と社会的背景を持った人々が织り成すグローバル化という変化の波に直面しています。异なる考え方との接触はときに摩擦や衝突を生みますが、复眼的な视野は豊かな発想を育み、异なる思考や行动パターンを理解し受け入れる柔软性は、社会を大きく成长させる原动力となります。互いに敬意を払い认め合いながら、社会的固定観念と心身の制约を乗り越え、一人ひとりが自分の选択に応じた生き方を実现するためには、相手の立场に身をおいて考えられる想像力と、他者への深い思い遣りに根ざした寛容の精神が必要です。
福泽諭吉先生の下で编纂された、「修身要领」の中では「社会共存の道は人々自(にんにんみずか)ら権利を护り、幸福を求むると同时に、他人の権利幸福を尊重していやしくもこれを犯すことなく、もって自他の独立自尊を伤つけざるにあり」(『修身要领』1900〔明治33〕)年2月)と述べられています。
现在、ダイバーシティ(多様性)促进の取り组みに加え、谁もが社会から孤立したり排除されたりせず、社会の构成员として能力を発挥でき、互いを支え合う「ソーシャル?インクルージョン(社会的包摂)」が注目されています。多様な価値観が并存する今日、年齢、性别、国籍、障がい、性的マイノリティ、文化、人种、信条、ライフスタイルなど、様々な背景を有する人々が他者を受容し、互いに自立した人として尊重しあう社会の创成は、「独立自尊」や「社中协力」の理念の下、庆应义塾が受け継いできた福泽先生の「志」であり、协生社会の実现を目指す活动は、义塾创立以来の理念に深く根差しているといえるでしょう。
本组织の特徴は、事务支援组织である协生环境推进室、全塾の基本方针?计画を策定する协生环境推进委员会、そしてワーク?ライフ?バランス、バリアフリー、ダイバーシティの3事业を企画立案?実施する各推进事业委员会からなるトライアングル构造です。协生环境推进委员会は、教学部门を代表する各学部长?研究科委员长、各一贯校长、诸センター长、そして法人部门を代表する塾监局长、病院事务局长、职责を担う関係部门部长、事务长で构成され、教学?法人が両轮となって义塾全体で本事业を推进する体制が整えられています。
事务支援组织である协生环境推进室は、理念に掲げた协生社会の実现を目的としてワーク?ライフ?バランス、バリアフリー、ダイバーシティの3事业に関する各地区での取り组みを支援するとともに、これまで各キャンパスで培った知见を共有するためのハブ机能を担います。そして3事业に関する具体的な活动を推进するために、各推进事业委员会が设置されています。
庆应义塾は小学校から大学院、病院を拥する学校法人ですから、现场での支援のありようは千差万别でしょう。大切なのは、キャンパスのどこに所属していても等しく适用される制度整备と、相手へ寄り添う丁寧な支援体制の构筑、そして様々な支援を通して各部门で蓄积されたノウハウの共有化です。
この事业の成功には、谁もが当事者意识を持つことが欠かせません。円滑な情报共有の仕组みによる横の连携强化は、私たちが育んできた社中协力の精神に繋がります。
多様な価値観を共有?発信するプラットフォームの构筑を通じて、庆应义塾创立来の理念に基づき、义塾の构成员が他者の尊厳に等しく敬意を払う気风をさらに醸成し、皆様と共により开かれた社会の実现を目指して参ります。