执笔者プロフィール

山田 贵子(やまだ たかこ)
环境情报学部 専任講師専门分野/共创のための场づくり、セーフティネット构筑

山田 贵子(やまだ たかこ)
环境情报学部 専任講師専门分野/共创のための场づくり、セーフティネット构筑
フィリピンとの出会いから18年。ここでは、逆境の中にある当事者が主体となり、従来の受动的な支援を超えた共创を目指すプロジェクトを进めている。
先日、活动する村を访ねた。见渡すと、バスケットボールに梦中の若者たち、ラム酒を饮むお父さんたち、ゴミ山で游ぶ子どもたち。近くではおじさんが小さなゴミ山に火をつけ、プラスチックが燃える匂いが漂う。目の前では10代の子どもが小さな子どもを抱えている。「弟?」と闻くと「僕の弟じゃないよ」と笑う。フィリピンの村では、近所の子どもたちも大家族のように共に暮らしている。
この光景は、どこか懐かしさとうらやましさを感じる。歩いていると、いつの间にかこどもたちに囲まれ、お菓子の袋をポイポイと捨てる姿が目に入った。「なんでここにゴミを捨てちゃうの?」と闻くと、「生まれる前からゴミはあったから、あたりまえさ」と笑って答える。
なるほど、と思いながらも、このままでいいのだろうか? という気持ちがわきあがる。その気持ちをぐっと抑え、心に留める。私の正しさで、この场を评価してはいけない。ここは彼らの大切な日々を生きる、暮らしの场だからだ。だから、私はただ、共にあることからはじめる。するといつかこの村の暮らしが私の暮らしの一部になっていくはずだ。
翌日、私はゴミ山でこどもたちと火游びをした。子どもたちはプラスチックを见つけては燃やし、溶ける様子を楽しんでいた。楽しいが、すぐに喉が痛くなった。戻ると、火游びをしていた少年がお母さんに「プラスチックを燃やすのは体に良くないからやめなさい」と叱られた。彼は「やってないもんねー!」と言いながら、走って戻っていった。一绪に来ていた私の6歳の息子も、ゴミ山を駆けていった。地面にはガラスの破片が散らばっていて、転んで怪我をしなければいいなと心配した。こどもを想う気持ちは一绪だなと、隣で心配している少年のお母さんを见た。
ただ、共にある。その中で、「共にありたい」「出会えてよかった」と思える人ができる。そうしていつか、「この人となら何かやってみたい、できそうだ」と思えるときが必ずくる。それが、共创の始まりだと思う。时间を味方に、ゆっくりと、じっくりと、共にあるからはじまる。
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。