执笔者プロフィール

入江 奈绪子(いりえ なおこ)
医学部 分子生物学教室教授専门分野/ヒト初期発生、生殖细胞発生生物学

入江 奈绪子(いりえ なおこ)
医学部 分子生物学教室教授専门分野/ヒト初期発生、生殖细胞発生生物学
2011年から2023年まで、英国ケンブリッジ大学ガードン研究所において、アジム?スラーニ先生のご指导のもと、ヒト生殖细胞(卵や精子)の発生に関する研究に取り组みました。长い滞在となりましたが、その始まりを思い返すたびに、出会いとは本当に不思议なものだと感じます。
2011年以前、私は庆应义塾大学大学院医学研究科でマウスモデルを用い、骨代谢の恒常性について研究していました。博士号取得后、生命の根干を担う生殖细胞の谜を解きたいという思いが募り、业绩もコネクションもないまま、生殖细胞研究の第一人者であるスラーニ先生に突然メールを送ります。もちろん返事はなく、数回リマインドを送ると、「研究室にスペースがないので难しい」と返信が。私はすかさず「私は大きくないので、研究スペースはそんなに必要ありません!」と、半ば冗谈のような、本気の返事をしました。
こうした&辩耻辞迟;邪道&辩耻辞迟;とも言えるやり取りの末、私は幸运にも生殖细胞研究に飞び込むことになりました。その始まり方ゆえか、研究テーマもまた当时の&辩耻辞迟;王道ではない方向&辩耻辞迟;へと向かっていきました。その顷、哺乳类の生殖细胞研究はマウスモデル一色で、研究室内でも全员がマウスを対象にしていました。そんな中、私はそれまで扱ったことのないヒト贰厂细胞やヒト试料を相手に、ゼロから研究を立ち上げ、いくつかの重要な発见へとつなげることができました。このエピソードは、研究室内外で&辩耻辞迟;最も稀有で愉快なストーリー&辩耻辞迟;として、いまでも语り継がれています。
帰国后に実中研、そして昨年4月からは庆应义塾大学医学部分子生物学教室で研究室を主宰することになり、メンバーのリクルートに関わる机会も増えました。その中でふと、「スラーニ先生はなぜ、私を研究室に迎えようと思ったのだろう」と疑问に思うことがあります。2025年京都赏を受赏された先生にお目にかかり、恐る恐る寻ねてみたところ、「日本の学会で初めて会ったとき、确かにスペースにフィットしそうだと思った」と、冗谈で返されました。「リクルートは直感だ」とおっしゃっていたことも思い出します。
これまで顶いた多くの人やヒト(细胞)との贵重な出会いを大切にしながら、今后の新たな出会いを楽しみに、学问に迈进して参りたいと存じます。
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。