2021年度 KGRI Working Papers
共同提言「健全な言論プラットフォームに向けて-デジタル?ダイエット宣言 ver.1.0」
私たちは、フェイクニュース(偽情报)やインフォデミック(感染症を巡る情报氾滥)を、人々の命も胁かす深刻な社会的病理と考える。背景にあるのは、インターネットの発展がもたらした情报の「饱食」「偏食」であり、个人としても、社会としても、情报の适度なバランスを意识する「情报的健康(インフォメーション?ヘルス)」が非常に重要になるとの共通认识に至った。本共同宣言は、デジタル?プラットフォーム事业者を含む様々なステークホルダーが、情报的健康を実现するためにどのような取り组みを进めるべきかを学际的?分野横断的に検讨してきた成果をまとめたものである。
本提言は、あくまでも暫定版(version 1.0)であり、今後、様々な分野の研究者やステークホルダーから意見を募りつつ、その内容を更新していきたい。
社会中心のサイバー紛争 東アジアにおけるその動向と可能性
本ワーキングペーパーは、重要インフラを标的としたサイバー攻撃が近年増加していることをうけ、これらの攻撃とその影响をより理解することが不可欠であると考えている。分析フレームワークを设定することにより、このような攻撃の影响を测り、社会的影响を伴う攻撃が、社会中心のサイバー纷争(厂3颁)と呼ばれる新しい形态のサイバー纷争を引き起こすきっかけとなっていると论じる。厂3颁では、サイバー纷争の社会的侧面を考える上で、以下の3点を理解する必要がある。补)サイバー攻撃の社会的影响、产)そのような攻撃の影响に対する社会の反応、および、肠)社会の反応がサイバー纷争のダイナミクスにどのように影响するかを理解する必要がある。これらの项目は、サイバー纷争が深刻化する可能性や动向を理解する上で特に重要である。
社会的な影响や反応に関するデータが不足していることを踏まえ、必要なデータを収集するための方法论的アプローチを提示し、厂3颁に関するさらなる研究の必要性を主张する。特にアジア太平洋地域では、厂3颁によって引き起こされる潜在的な影响力が大きく、地域のサイバーセキュリティダイナミクス、またより広く安全保障関係に影响を与えると考える。