教员
新たな机能性ヘテロ环分子のデザイン?构筑とその医薬合成への応用
我々のグループがデザインした顿础罢叠(1,3-顿颈辞虫补-5-础锄补-2,4,6-罢谤颈叠辞谤颈苍补苍别)は,炭素原子を1つも含まない特异なヘテロ6员环化合物で,カルボン酸とアミンから直接アミド化合物を与える反応を强力に触媒します。试薬を用いる通常のアミド化反応は试薬由来の廃弃物を副生しますが,顿础罢叠による触媒反応は副生物が水のみのクリーンなプロセスで,医薬品に多くみられるアミド结合の构筑に威力を発挥します。热的に安定な固体化合物である顿础罢叠は现在世界中で市贩されていて,试薬に頼るアミド系医薬品の触媒的生产への応用が期待されています。顿础罢叠の応用范囲の更なる拡充や,新たなホウ素含有ヘテロ环のデザインによる新たな机能発现を目指しています。
特异构造を有する连结アゾール类のデザイン?构筑とその医薬合成への応用
1原子サイズ欠損型特殊擬平面状分子としてデザインされたキノリン3量体TriQuinoline:TQは,その中心間隙に由来する強力なプロトン保持能を発現し,構造上は脂溶性芳香族化合物の様相を呈しながらも水溶性を示す特異分子です。極性溶媒中でπ-π(face to face)ならびにCH-π(edge to face)相互作用により,他の芳香族分子と超分子錯体を形成します。DNAに対する強力なインターカレーションを起こし,腫瘍細胞の増殖特性作用を発現するとともに,非共有結合性相互作用による細胞内の液液相分離現象(LLPS)のモデュレーターとしての応用も期待されています。様々な誘導体化が可能であり,生物活性分子としての展開のみならず,環境中の有害多環式芳香族分子(PAH)の除去剤の開発も目指しています。最近では,ヘテロ原子導入とキノリン環の漸増による立体化分子のデザインを手掛けており,ホスト分子?触媒反応への応用など幅広い研究展開が期待されています。
C4N4 蛍光分子
颁4狈4蛍光分子はそれぞれ4つの炭素原子?窒素原子から构成されるジアミノピリミジンユニットを中心骨格とする,我々が命名した蛍光性分子群の総称です。市贩原料から1工程でモジュラー的に合成可能で,一般に大きなストークスシフトならびに固体発光特性を呈し,汎用蛍光プローブとしてバイオイメージング等への応用研究を手掛けています。様々な修饰が容易であることから,构造の高次化による特定ゲストのセンシングや颁笔尝発光体としての応用も进めています。


