2018/02/02
庆应义塾大学
庆应义塾大学大学院理工学研究科の柴田浩章(修士課程2年)、理工学部物理学科岡野真人専任講師および渡邉紳一准教授の研究グループは、2つの連続する光パルスを用いることで金属強磁性体薄膜中のスピン歳差運動を超高速制御することに成功しました。
现在、スピン波を新しい情报伝达媒体として活用するための研究が盛んに行われています。特に、磁気デバイス材料として有力な金属强磁性体中におけるスピン波の超高速制御法の确立は実用上重要です。スピン波の伝搬を制御するためには、局所的なスピン歳差运动を制御する必要があります。今回、2つの光パルスを、その照射时间间隔を変えながら金属强磁性体薄膜试料に照射することで、スピン歳差运动の振幅の制御に成功しました。この実験结果は数値シミュレーションによってよく再现され、スピン歳差运动の制御机构を明瞭に説明することができました。今后は、光パルスによるスピン歳差运动の制御性を活かしたスピン波伝搬の超高速制御が期待されます。
本研究成果は、2018年1月31日(現地時間)に『Physical Review B』で公開されました。
プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。