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慶應義塾

シリコンチップ上のグラフェン高速発光素子を开発~チップ上光集积素子へ新たな道~

公开日:2018.03.30
広报室

2018/03/30

科学技术振兴机构(JST)

庆应义塾大学

九州大学

【ポイント】

  • シリコン上に集积可能で高速にオン?オフ可能な光源を実现することはこれまで困难であった。

  • グラフェンを用い、超高速?超小型のシリコン上発光素子を実现。アレー化、大気中动作、光通信実演に成功した。

  • シリコン集积回路技术と融合した高集积光通信用素子の実现が期待される。

JST 戦略的創造研究推進事業において、庆应义塾大学 理工学部物理情報工学科の牧 英之 准教授らは、シリコンチップ上で動作する高速なグラフェン発光素子を開発しました。その発光素子を使った光通信を実演するとともに、光のオン/オフを高速に変化(高速変調)できるメカニズムも新たに発見しました。

现在光源として主に用いられている化合物半导体は、シリコンチップ上で高密度に集积することが困难であり、光集积回路の実现を阻む要因の1つとなっています。

本研究グループは、新たな材料系としてナノメートルサイズで制御できる炭素材料であるグラフェンを用いることにより、シリコン上に直接形成可能で超小型の新しい発光素子の开発に成功しました。この発光素子は、黒体放射であるにもかかわらず、応答时间が100ps(100亿分の1秒。変调速度で10GHz(ギガヘルツ)相当)という超高速で変调可能であることを実験的に明らかにするとともに、この高速変调性が、量子的な热输送により実现していることも発见しました。さらに、この発光素子を用いて、実际に光通信を実演するとともに、化学気相成长(CVD)によるアレー化(多数の素子を配列すること)や大気中での动作が可能であることも示しました。

本発光素子は、シリコン上に集积可能な、高速で超小型の光源として、光インターコネクトやシリコンフォトニクスといった、高集积光技术に応用できると期待されます。

本研究は、九州大学 グローバルイノベーションセンターの吾郷 浩樹 教授と共同で行ったものです。

本研究成果は、2018年3月29日(英国時間)発行の国際科学誌「Nature Communications」に掲載されます。

プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(笔顿贵)