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慶應義塾

絶食で経口ワクチンの効果が消失する仕组みを発见-肠管免疫の机能维持には食事が必须-

公开日:2019.08.23
広报室

2019/08/23

庆应义塾大学薬学部

国立国际医疗研究センター

庆应义塾大学薬学部は国立国际医疗研究センター(略称:NCGM)との共同研究により、腸管の健康維持に重要な抗原特異的な免疫応答が、絶食によって消失する仕組みを発見しました。これは庆应义塾大学薬学部の永井基慈(博士課程学生)、長谷耕二教授、土肥多惠子客員教授、NCGM肝炎?免疫研究センター 消化器病態生理研究室の河村由紀室長を中心とする研究グループの成果です。

世界には、必要最低限の栄养の确保が困难な絶対的贫困に位置する人が约7亿人おり、国际的な问题となっています。さらに、纷争や飢饉によって低栄养状态にある子供は感染症にかかりやすく、ワクチンにより得られる効果が低いことも报告されています。ワクチンの効果には免疫系における记忆(免疫记忆)が定着するかどうかが键を握ります。これまで、栄养が免疫系の机能に影响を与えることは知られていましたが、栄养が遮断された絶食状态における免疫系の変化についてはほとんど解明されていませんでした。今回研究グループは、一时的に絶食を施した际に、肠管のパイエル板において免疫记忆の形成に重要な胚中心叠细胞が细胞死を起こすことを発见しました。一方で、活性化前のナイーブ叠细胞は絶食时に骨髄へと一时的に退避し、再摂食后には速やかにパイエル板に帰还することを明らかにしました。そのため、経口ワクチン投与后に絶食-再摂食を行うと、活性化した胚中心叠细胞のみが消失し、経口ワクチンの効果が着しく减少することが分かりました。

本研究は、飢饿に対して免疫系が适応する仕组みの一端を明らかにしたとともに、栄养シグナルによって免疫応答の制御が可能であることを示唆するものです。今后の研究の発展により、食事介入による効果的なワクチン接种方法の开発へつながることが期待されます。本研究成果は、2019年8月22日(米国东部时间)に国际学术誌『颁别濒濒』に掲载されました。

プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(笔顿贵)