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慶應義塾

血流循环停止后のマージナルドナー臓器を苏生-水素吸着合金キャニスターを用いた水素ガス保存液を开発-

公开日:2019.10.02
広报室

2019/10/02

庆应义塾大学医学部

庆应义塾大学医学部の小林英司特任教授、同内科学(循環器)教室の佐野元昭准教授らの研究グループは、株式会社ドクターズ?マン(代表取締役 橋本総)との共同研究により、臓器保存液の中に速やかに水素ガスを圧入することによって、高齢ミニブタ(ドナー)から摘出した血流が止まった状態で、ある程度時間が経過した傷害臓器を、移植可能な臓器へと蘇生させることを証明しました。

今回、研究グループは、水素ガス贮蔵装置として利用されている水素吸蔵合金キャニスターから、臓器保存液を収容した容器内に水素ガスを瞬时に圧入することによって、わずか数分で、安全に水素含有臓器保存液を生成する新しい方法を开発しました。

心停止ドナーを含むマージナルドナーからの臓器移植は、臓器提供者不足を补い移植待机期间を短缩させるための重要な対策です。しかし、マージナル臓器では臓器の温阻血障害に加えて、臓器保存液中での冷保存障害が、移植时に强い虚血再灌流障害を発生させ、さらに移植后に高い确率で无机能(プライマリーノンファンクション)状态を発生させます。そのため、臓器保存液に简易な方法で水素ガスを充填することで、移植前に障害臓器の机能再生を进め、移植后の予后を改善させることが期待されていました。

本研究グループが新规に开発した方法では、手軽に移植用臓器の摘出现场に水素ガス発生源を持ち込むことができるため、紧急时にもドナー臓器摘出の现场において、臓器保存液中に速やかに水素ガスを圧入することができます。

本研究结果は、従来移植不适用なドナー臓器利用拡大の一助となると期待されます。

本成果は、2019年10月1日(米国東部時間)米国科学誌『PLOS ONE』オンライン版に掲載されました。

プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(笔顿贵)