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慶應義塾

大肠がんに対する薬の効果を予测するオルガノイド培养技术を开発-正常な「ミニ臓器」の培养効率を飞跃的に改善-

公开日:2022.03.11
広报室

2022/03/11

庆应义塾大学医学部

庆应义塾大学医学部坂口光洋記念講座(オルカ?ノイト?医学)の佐藤俊朗教授らの研究グループは、患者由来オルガノイドを用いた新規薬剤スクリーニングシステムを開発しました。

本研究グループは、従来のオルガノイド培养技术に改変を加えることで正常大肠オルガノイドの短期间での大量培养を実现し、患者由来大肠がんオルガノイドの大规模薬剤スクリーニングに正常组织を组み込むことに成功しました。この创薬プラットフォームを用いることで、个々のがんに効果を示す抗がん剤だけでなく、正常组织に対する副作用が少なく、がんに対して特异的に効果を示すような薬剤を探索することが可能になりました。

佐藤教授らは患者组织を「ミニ臓器」として培养皿上で永続的に培养するオルガノイド技术を开発し、これまで大肠がん、胃がんをはじめとした多くのがんのオルガノイドバンクを构筑してきました。従来のがん创薬で主に用いられるがん细胞株には、临床肿疡の性质や薬剤への反応を必ずしも反映していないという难点がありましたが、患者由来がんオルガノイドは元の患者がん组织の特徴の多くを培养中も保持しており、近年では薬剤试験に応用され始めています。しかし、従来のオルガノイド培养技术では正常组织を大量かつ効率的に培养することができなかったため、正常组织オルガノイドを用いた薬剤スクリーニングは不可能でした。

今回、佐藤教授らは培养方法を改良することで正常大肠オルガノイドの培养効率を飞跃的に改善することに成功し、正常组织、がんを问わずに薬剤スクリーニングを可能にする创薬プラットフォームを开発しました。このプラットフォームを用い、正常大肠オルガノイド6ラインおよび患者由来がんオルガノイド20ラインに対して、56薬剤の网罗的スクリーニングを実施、高精度な治疗効果データを取得しました。

その结果、正常大肠组织への影响は少なく、がんに対して特异的に効果を示す薬剤や、大肠がんの一定のタイプに强い効果を発挥する抗がん剤を同定しました。この技术は大肠のみならず他の臓器にも幅広く応用可能であり、今后の新规创薬の発展や个别化治疗の推进に贡献することが期待されます。

本研究成果は、2022年3月10日(英国時間)に国際科学誌『Nature Chemical Biology』オンライン版に掲載されました。

プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(笔顿贵)