2022/06/02
庆应义塾大学医学部
庆应义塾大学医学部内科学教室(呼吸器)を中心とする研究グループは、同内科学教室(呼吸器)の福永興壱教授、内科学教室(消化器)の金井隆典教授をはじめとする「コロナ制圧タスクフォース」での実績をもとに、全国27施設において、2020年1月から2021年2月末日までに新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)と確定診断され入院加療をうけた18歳以上の1,000例規模の症例を対象とする多施設共同調査研究を、2020年11月から2022年3月末日まで実施しました。
本研究では、颁翱痴滨顿-19罹患后によくみられる24项目の症状(罹患后症状)の有无を、入院中、诊断3ヵ月后、6ヵ月后及び12ヵ月后に渡り各症状の有无について、回答用纸あるいはスマートフォンアプリを用いたアンケート调査を行いました。また国际的に使用されている各种质问票を用いて、健康に関连した蚕翱尝への影响、不安や抑うつの倾向、新型コロナウイルスに対する恐怖感、睡眠障害、労働生产性に関しても调査しました。
解析した症例の性别比は、既に报告されている他の研究の颁翱痴滨顿-19入院症例の性别比に概ね合致し、男性が多い构成でした。また、各世代で偏ることなく分布していました。
何らか一つ以上の症状を认めた割合は、时间の経过とともに统计学的有意に経时的に低下していましたが、诊断から12ヵ月経过后も约1/3の方に何らか一つ以上の症状が残存していることが确认されました。また、诊断后3ヵ月の时点の解析で罹患后症状が1つでも存在すると、健康に関连した蚕翱尝の低下、不安や抑うつ倾向の増加、新型コロナウイルスに対する恐怖感の増长、睡眠障害の増悪、労働生产性の低下などの影响があることが判明しました。
本研究は、日本における颁翱痴滨顿-19罹患后症状に関するこれまでで最大规模の调査であり、また経时的に、退院までに认めた症状、3ヵ月后、6ヵ月后、12ヵ月后と长期に渡り罹患后症状を検讨した初めての报告になります。さらに、各罹患后症状の有症状の比率だけでなく、国际的に确立された各种质问票を用いて调査を行っており、多面的で定量性が高く、比较解析が容易な报告である点でも国内では初めてになります。
今后、本研究グループは、引き続き集计したデータに基づいて详细な解析を进めることで、日本における颁翱痴滨顿-19罹患后症状の実态を明らかにし、その罹患后症状に対する医学的なアプローチだけでなく、政策にも寄与していきたいと考えています。
プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。