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慶應義塾

慢性期脊髄损伤に対する细胞移植の治疗効果を高めることに成功-リハビリテーションとの併用治疗で运动机能回復-

公开日:2023.02.03
広报室

2023/02/03

庆应义塾大学医学部

庆应义塾大学医学部生理学教室の岡野栄之教授、整形外科学教室の中村雅也教授、名越慈人専任講師、柴田峻宏助教、リハビリテーション医学教室の田代祥一非常勤講師らを中心とした研究グループは、慢性期の脊髄損傷モデルマウスにヒトiPS細胞由来神経幹/前駆細胞を移植し、強度漸増型のトレッドミル歩行訓練によるリハビリテーションを併用することで、運動機能や組織学的所見を回復させることに成功しました。

これまで本研究グループでは、亜急性期の脊髄损伤に対するヒト颈笔厂细胞由来神経干/前駆细胞移植の有効性を报告してきましたが、治疗感受性の乏しい慢性期の脊髄损伤に対する细胞移植の治疗効果は限定的であり、薬剤やリハビリテーションなどの併用疗法の必要性が指摘されていました。リハビリテーション治疗の最适化へ向け、本研究グループは、これまでに脊髄损伤モデルマウスに対する强度渐増型のトレッドミル歩行训练方法を开発し、この方法を用いることで、慢性期であっても、腰髄における神経栄养因子発现や神経活动性の上昇を伴って、ある程度の运动机能改善効果を発挥することを报告していました。今回、脊髄损伤の慢性期モデルマウスを用いて、临床研究に耐えうる品质水準のヒト颈笔厂细胞由来神経干/前駆细胞の移植と前述した训练法によるリハビリテーションの併用治疗を行い、その効果を検証しました。リハビリテーション治疗の併用により、移植された神経干/前駆细胞の生存率が向上し、成熟ニューロンへの分化が促进されました。さらに、损伤部を含む脊髄组织内において神経栄养因子がより多く発现し、脊髄内の神経活动性の亢进や缝线核脊髄路神経线维の増加を认めました。结果として、细胞移植とリハビリテーションの併用治疗は细胞移植の単独治疗よりも、优れた运动机能回復を示しました。

今回の研究は、慢性期脊髄损伤に対してヒト颈笔厂细胞由来神経干/前駆细胞移植とリハビリテーションの併用治疗を検讨した初めての报告であり、临床における慢性期脊髄损伤に対する再生医疗の治疗基盘を构筑する上で、非常に大きな成果であると考えます。

本研究成果は、2023年1月17日(米国东部时间)に、STEM CELLS Translational Medicineのオンライン版に掲载されました。

プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(笔顿贵)