2023/07/12
庆应义塾大学
庆应义塾大学薬学部の熊谷直哉教授らの研究グループは、適度な立体的自由度を有する新規クラウン分子としてキノリン3量体oxa-TriQuinoline(o-TQ)を新たにデザイン?合成し、その多彩な機能性を明らかにしました。
ポルフィリンやクラウンエーテルは古くから知られる大环状构造を特徴とするクラウン分子であり、中心空隙における各种金属イオンの捕捉に呼応して各种分子机能を获得することから、広范に研究展开がなされてきました。
本研究では、刚直かつ平面的な窒素系クラウンであるポルフィリンと、柔软かつ立体的な酸素系のクラウンエーテルの构造特性を抽出したハイブリッド型分子辞-罢蚕をデザインし、その简便合成法を确立しました。辞-罢蚕は、ポルフィリンやクラウンエーテルとは似て非なる新たなクラウン型多次元的机能性分子としての潜在性を示し、构造修饰により更なる机能展开が期待されます。
本研究成果は、2023年7月3日(中央ヨーロッパ夏時間)に国際学術誌『Angewandte Chemie International Edition』オンライン版に掲載されました。
本研究のポイント
ポルフィリンやクラウンエーテルなどの构造特性を抽出した叁次元的3座配位子辞-罢蚕をデザインした。
合成条件の最适化により、辞-罢蚕は市贩化合物から简便に合成することが可能となった。
一価铜イオンの捕捉によって础滨贰特性、超分子错体形成能、触媒活性を示した。
各种迁移金属イオンを内包して金属错体化し、さらなる未踏触媒反応を含む多次元的な机能性分子展开が期待される。
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