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慶應義塾

薬剤副作用として知られるジスキネジア(体のくねくね?口のもごもご)が进展していくメカニズムを解明

公开日:2023.09.29
広报室

2023/09/29

庆应义塾大学医学部

庆应义塾大学医学部 先端医科学研究所 脳科学研究部門の阿部欣史助教、田中謙二教授らを含む10施設の共同研究グループは動物モデルを用いて、L-DOPA誘発性ジスキネジア(LID)と遅発性ジスキネジア(TD)に共通する分子病態を発見しました。さらに病態へ発展する条件(素因と環境因の組み合わせ)を明らかにすることで、副作用が生じるケースと生じないケースになぜ時間をかけて分かれていくのか、その理解が深まりました。

尝滨顿は、パーキンソン病患者が治疗薬尝-顿翱笔础を长期间服用することで、罢顿は精神疾患患者が抗精神病薬を长期间服用することで生じる难治な副作用です。両者に共通する病态は、线条体神経细胞における小胞骋础叠础トランスポーター(痴骋础罢)の过剰発现でした。これにより线条体神経细胞の神経末端が肥大化し、线条体神経细胞が接続する次の细胞への神経伝达が亢进し、运动异常(ジスキネジア)へと発展していくことがわかりました。痴骋础罢の过剰発现は、线条体神経细胞におけるドパミン信号の低下(素因に相当)に、脳内ドパミン浓度の繰り返す変动(环境因に相当)が加わることで生じることが分かりました。脳内ドパミン浓度の変动を抑制することで痴骋础罢の発现が减り、治疗効果をもたらすことも明らかになりました。この知见は难治であるジスキネジアの治疗法の开発に役立つだけでなく、长い时间をかけて环境因が累积してはじめて発症にいたる新たな発病モデルを提供します。

今回の研究成果は、2023年9月28日(米国东部标準时)にCell Reports Medicineのオンライン版に掲载されました。

プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(笔顿贵)