2023/12/08
庆应义塾
庆应义塾幼稚舎の相場博明教諭とチェコ共和国カレル大学(Charles University)のクラールデイビット(David Král)博士は、30万年前のセンチコガネ科の化石を新種として報告しました。この化石は、2022年9月に行われた庆应义塾高等学校の理科の授業中に、当時高校3年生の八谷(やたがい)航太君が岩石を割って発見したものです。その岩石は、栃木県那須塩原市にある「木の葉化石園」により、その敷地に分布する中部更新統の塩原層群の地層(30万年前)を掘り出し、教材として提供されたものでした。発見した化石は、全長約25mmで全体がほぼ完全に保存されていました。センチコガネ科の仲間で、大顎などの特徴からCeratophyus属の仲间であることがわかりました。
第四纪更新世(30万年前)の昆虫化石は、ほとんどが现生种と言われてきましたが、今回の化石は絶灭种であり、新种のセンチコガネ科化石は鲜新世以降の时代では世界初で、世界でもっとも新しい时代の化石絶灭种となります。また、この昆虫の仲间は草食哺乳类の粪をエサとしていますので、当时どんな动物の粪をエサにしていたのかという谜もあります。よって、今回の発见は日本列岛の昆虫の种分化と生物地理を考える上の贵重な资料となる可能性があります。
本研究の成果は、日本古生物学会の国际誌笔补濒别辞苍迟辞濒辞驳颈肠补濒 搁别蝉别补谤肠丑で2023年11月30日にオンライン公开されました。
プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。