2023/12/19
庆应义塾大学薬学部
庆应义塾大学薬学部 長瀬健一准教授を中心とする研究グループは、臍帯(へその緒)に含まれる幹細胞から作製したシート状の細胞組織(細胞シート)の治療効果を明らかにしました。
骨髄や脂肪组织から採取される间叶系干细胞を移植して、难治性疾患の治疗を行う再生医疗が注目を集めています。また、近年では新たな间叶系干细胞として、分娩时に破弃される脐帯から採取する间叶系干细胞が注目を集めています。
そこで本研究では、脐帯から採取した间叶系干细胞の治疗効果を解明しました。ヒト脐帯から採取した间叶系干细胞を用いて间叶系干细胞シートと间叶系干细胞悬浊液を作製し、マウスの皮下组织に移植して生着率と分泌サイトカイン量を测定しました。间叶系干细胞悬浊液は、移植后にすぐに消失してしまうのに対し、间叶系干细胞シートは、长期间に渡り生着していることがわかりました。また、肝细胞増殖因子(贬骋贵)、形质転换増殖因子ベータ1(罢骋贵-β1)などの治疗に有効なサイトカインを大量に分泌していることがわかりました。
このように、本研究で検讨した脐帯由来の间叶系干细胞シートは、移植后の生着率が高く、分泌するサイトカインが多いことから、効果的な干细胞治疗法として期待できることがわかりました。
本研究成果は、2023年12月10日に国際学術誌『Stem Cell Research & Therapy』に掲載されました
プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。