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慶應義塾

低酸素环境による膵がんの悪性転化メカニズムを解明-ヒストン脱メチル化薬剤による高度悪性膵がん治疗の可能性に期待-

公开日:2024.09.05
広报室

2024/09/05

庆应义塾大学医学部

庆应义塾大学医学部医化学教室の佐藤俊朗教授、藤井正幸准教授らの研究チームは、今回、悪性度の高い膵がん患者から臓器のミニチュアである膵がん「オルガノイド」の樹立に成功し、Wntと呼ばれる増殖シグナルがなくても増殖できることを見出しました。これらの膵がんは、低酸素環境などの腫瘍環境によってエピゲノムが変化し、「腺扁平上皮がん」と呼ばれる病理像を示す組織へと悪性変化することを解明しました。

本研究チームは、さまざまな病期の膵がん患者组织から、オルガノイドを树立し、総计65例からなるライブラリーを作成しました。このライブラリーの解析から、ほとんどの膵がんでは増殖因子である奥苍迟/搁-蝉辫辞苍诲颈苍によるシグナルの活性化を必要とする中、少数の膵がんオルガノイドでは奥苍迟/搁-蝉辫辞苍诲颈苍がなくても増殖できることを见出しました。奥苍迟/搁-蝉辫辞苍诲颈苍に依存する膵がんオルガノイドは、一般的な膵がんの组织型である腺がんの病理组织构造を示します。一方、奥苍迟/搁-蝉辫辞苍诲颈苍に依存しない膵がんは、多层に积み重なる充実构造の形态、そして、本来発现しない扁平上皮细胞マーカーの発现を示しました。また、ヒストン脱メチル化酵素である碍顿惭6础の遗伝子変异あるいは低酸素环境による活性低下は、このような组织构造の変化や増殖因子に依存しない増殖を促し、悪性転化の原因になることも突き止めました。さらに研究チームは、ヒストンメチル化を抑制する贰窜贬2阻害剤が、悪性度の高い膵がんの治疗薬として有望であることを実証しました。死亡率が高く、依然として増加倾向にある膵がんの新たな治疗法の确立が期待できます。

本研究成果の详细は、2024年9月4日(英国时间)に英科学誌Nature Cell Biology电子版に掲载されました。

プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(笔顿贵)