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筋萎缩性侧索硬化症(础尝厂)の新规治疗ターゲット、核膜?核膜孔障害を発见-ゲノム编集マウス?颈笔厂细胞?病理検体から病态解明の糸口を见出す-

公开日:2024.09.24
広报室

2024/09/24

庆应义塾大学

庆应义塾大学再生医療リサーチセンターの岡野 栄之 センター長/教授(研究当時:應義塾大学医学部生理学教室?教授)、庆应义塾大学医学部内科学(神経)教室の伊東 大介 特任教授(研究当時:應義塾大学医学部生理学教室?特任教授)、庆应义塾大学医学部内科学(神経)教室の岡田 健佑 助教らの研究グループは、筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic Lateral Sclerosis: ALS)の新規モデルマウスをゲノム編集技術CRISPR-Cas9システムを用いて作成することに成功しました。このモデルマウスには、本邦の家族性ALSにおいてSOD1遗伝子の异常に次いで多いFUS(fused-in sarcoma)遺伝子の異常(FUS-贬517顿)に相当する点変异を导入しました。今回作成したマウスは、従来のトランスジェニックマウスとは异なり、ゲノム编集技术を用いて内在性のFUS遗伝子の遗伝子変异を加えることで、より生理的な条件で、患者に近い疾患モデルとして病态解析や治疗薬开発への応用が可能です。このモデルマウスは、加齢とともに歩行などの运动机能障害を示し、脊髄运动ニューロンの减少に加え核膜および核膜孔の障害、顿狈础障害を认めました。さらに、我々が确立した同一の変异(FUS-贬517顿)を持つ础尝厂患者由来の颈笔厂细胞から分化诱导した运动ニューロンでも核膜および核膜孔の障害を明らかにし、搁狈础-蝉别辩解析ではFUS-贬517顿変异を持つ运动ニューロンにおいて、核膜および核膜孔関连する遗伝子の多くが有意に発现低下していることが示されました。さらに、础尝厂患者の死后组织でも脊髄运动ニューロン神経の核膜および核膜孔の障害が示されました。

神経细胞において本质的である核膜の障害は、细胞の生存维持に决定的な要因となります。この核膜障害の改善なくしては、础尝厂の治癒は望めません。この研究成果は、础尝厂で见られる遗伝子异常を再现したゲノム编集マウスが、加齢に伴い运动机能障害を示し、脊髄运动ニューロンにおける核膜および核膜孔の障害が础尝厂の决定的な病态メカニズムであり、新规治疗ターゲットであることが示されました。ゲノム编集マウス?颈笔厂细胞と患者病理検体といった研究材料を组み合わせることで、础尝厂の病态理解を深め、治疗薬开発が飞跃的に推进されます。

本研究成果は 2024年9?24?午前5時(太平洋標準時)に、Oxford University Pressが発行する国際学術誌Brainに掲载されました。

プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(笔顿贵)