2024/11/15
庆应义塾大学
庆应义塾大学大学院 健康マネジメント研究科 看護学専攻の見谷信弥(後期博士課程)、看护医疗学部の深堀浩樹(教授)らの研究グループは、保健医療福祉に関連する高齢者の心理社会的な課題の解決策を、リアリスト評価を用いて検討している54件の論文の知見をまとめました。
リアリスト评価とは、英国の哲学者のバスカーを源流とするリアリズムを基盘とした社会科学の研究方法で、特に欧州では幅広く活用されています。このリアリスト评価は、复雑な要素が影响する心理社会的な课题に対する解决策の开発?评価?改善?普及や政策の立案に役立つとされています。その理由は、解决策がもたらす结果に着目するだけでなく、その解决策が効果的である状况や、よい结果をもたらすために必要となるメカニズムを合わせて明らかにすることができる方法であるためです。本研究グループでは、高齢化により家族形态の変化や认知症の高齢者の増加など、复雑な要素に影响される课题が山积している日本?アジアにおいても、リアリスト评価を用いた解决策の开発を促进することが有効と考え、本研究に取り组みました。
本研究を通して、研究グループは、リアリスト评価により高齢者の心理社会的な课题の解决策を検讨して丁寧な评価を行うには、多くの専门的な人材や资金を必要とすることを指摘しました。今后リアリスト评価を用いて高齢者が抱える心理社会的な课题の解决策を検讨するうえで、本研究が基础的な资料となることが期待されます。
本研究グループは、上智大学の大河原啓文(助教)、東京女子大学の榊原哲也(教授)、庆应义塾大学の春田淳志(教授)から構成されています。研究成果は2024年8月30日に、学術誌BMJ Openに出版されました。
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