庆应义塾大学医学部解剖学教室の仲嶋一範教授、森本桂子専任講師、佐野ひとみ講師(非常勤)らの研究グループはシングルセルRNAシーケンシングなどにより脳内のいろいろな細胞(神経細胞やミクログリア)で抗体(免疫グロブリン、Ig)遺伝子が幅広く発現していることを明らかにしました。これまで抗体は主に免疫細胞(B細胞)によって作られ、私たちの体を病原体から守るものと考えられてきましたが、本成果は抗体遺伝子が脳の発達や機能にも関与する可能性を示すものです。
本研究成果は6月9日(米国东部时间)にJournal of Neuroinflammationで公开されました。