伊藤公平
2021年も年の瀬を迎えました。塾长に就任して半年ほどとなりますが、この间、内外の大学との対话に相当力をいれて参りました。大学间の竞争による切磋琢磨は重要で、発展に向けたエンジンですが、それは高いレベルで実现できた上での话です。世界の一部の大学が寄付と运用による巨额の资金を集めて突き抜けようとする中において、国内リーグでの小さな竞争はあまり意味を持ちません。むしろ日本の大学がリソースを上手に结集して、协调して世界での切磋琢磨に挑まなければなりません。このような観点から早庆连合を皮切りに、様々な大学同士で互いに协调して高め合う环境を作って行きたいと思っています。そこでまずは盟友早稲田との最近の交流を绍介します。
私たち义塾执行部が本年5月28日に発足して最初に访ねたのが早稲田大学执行部です。早庆连携というキーワードが私の头に最初からあったのですが、同时に、2020年初めのコロナ祸以来、日本の大学としてのコロナ対応の手本は早稲田大学が示してきたと私は感じていて、その秘诀を教えていただくことも访问の目的でした。そして田中総长を笔头とする早稲田执行部の皆さんがコロナ対応に関して详しく教えてくださり、そのアドバイスが、庆应义塾が実施したワクチン接种5万人プロジェクトにつながりました。その后もダイバーシティやインクルージョンといった分野での早庆协调や、日本私立大学连盟での活动等での早庆交流を重ね、11月末には开馆2ヶ月ほどのにお招きいただき、両校执行部同士での意见交换を行いました。田中総长と私は协调や连携の大切さを共有していますが、今后は早庆のみならず多数の大学等との连携に広げて行きます。