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　突然ですが、「庆大生ってどんなイメージ？」と闻かれたら、みなさんはどのように答えるでしょうか。东北地方の田舎町で育った私にとって、庆大生は「都会のキラキラを身にまとった、クールに余裕を醸し出している大学生」というイメージでした。
　高校时代の私が庆大を访れた际に见たのは、オシャレな服装でベンチに座って优雅に読书をする学生と、キャンパスにある建物の圧倒的な佇まいでした。自分が庆大を志望校の1つにしていることが不思议に思えるほど、田舎で地味に暮らしてきた私には、あまりにも眩しい光景でした。それでも庆大を志望校に入れていたのは、たぶんちょっとした憧れがあったからかもしれません。いまではそんな庆大生の1人ですが、残念ながらキラキラとはほど远いところにいます…

　さて、私が抱いていた庆大生のイメージですが、実は间违っていました。入学后に仲间たちと交流してみると、専门の勉强?课外活动?趣味?事业やイベントなど、庆大には何かに一生悬命取り组んでいる学生がたくさんいることに気づいたのです。大学生活をただのんびりと过ごすのではなく、积极的に行动し、いましかできないことに挑戦してみようという意思がひしひしと伝わってきました。
　その一方で、庆大生はテスト勉强やレポート执笔に追われて、「终わらないよー！」と焦っている时期もあります（笑）。いたって普通の大学生らしいところもあるのですが、それは勉强以外のさまざまなことにも热心に取り组んでいる証拠です。

　いろんな世界で活动している学生と出会い、それまで自分が知らなかった世界を知ることができるのは、庆大の大きな魅力です。たまたま仲良くなった人が、学生団体やボランティアで活跃していたり、趣味の话を热く语ってくれたり、ものすごいキャリアの持ち主だったりします。「多种多様な庆大生」と出会う惊きをみなさんにも体験してほしいと思っています。

(写真: 2020年、日吉キャンパスに誕生した「日吉記念館」)

　みなさんのなかには、自分の未来がまったく想像できなくて、不安を抱いているという大学受験生や高校生もいるのではないでしょうか。未来が见えない状况にあると、どうしても焦りや不安を感じてしまいますよね。私も受験生时代、自分はこれからどうすべきなのか全くわからなくなったことがありました。

　そんなみなさんに私が伝えたいのは、「いま、未来は见えなくてもいい」という言叶です。

　思うような成绩を出せないとか、自分の进路が定まらないとか、みなさんが悩む理由にはいろんなものがあると思います。しかし、受験勉强も大学に入ることも、あくまで人生の通过点の1つにすぎません。受験で决まるのはあくまでも进学する场所であって、自分の未来の全てではないということを忘れないでほしいです。
　大学では、たくさんの仲间と出会い、さまざまな分野に触れるチャンスがあります。多种多様な学生が集まる庆大では、なお一层です。物事への考え方が大きく変わることもあるし、探していた好きなものに出会えるかもしれないし、予想もしていなかったことに兴味を抱くこともあるでしょう。たくさんの时间が与えられている大学生活は、自分の选択肢を広げ、その选択肢をじっくり考えることができる贵重な时期と言えます。

　大学生になると、どんなものに関心を持ち、どんなことに时间を使うのかは、みなさんの自由です。大学生活のなかで、いろんなものと出会いながら自分のこれからを考えたっていいと思います。いまの时点で自分の未来が见通せなくても、どうかそれを不安に思わないでください。将来について考える时间は、意外とたくさん残っていますよ。

(写真: 私の地元の風景)